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「勘」の営業を卒業

セールス担当3人がAIで創った“成果が見える”シミュレーター

今回ご紹介するのは、営業現場の最大の悩みである「効果の不透明さ」をAIで解決した3名の受講者によるプロジェクトです。 これまで「センス」や「経験」に頼らざるを得なかった商談の場を、AIの力で「データによる確信」の場へと変貌させた、その舞台裏に迫ります。


現場の課題:目に見えない「効果」という高い壁


営業の現場において、契約前の顧客が最も不安に思うこと。それは「投資に対して、どれだけの効果(ROIやROAS)が見込めるのか」が不透明であることです。


  • 効果の予測・証明が困難:契約開始前に具体的な投資対効果を証明する手段が不足していました。

  • 「感覚」による提案:これまでは「経験上いけます」「きっと良い結果が出ます」といった、担当者の感覚に頼った説得になりがちでした。

  • 顧客の決断鈍化:具体的な根拠がないことで、顧客が導入の判断を迷い、商談が長期化する要因となっていました。




解決策:推測を「証拠」に変えるシミュレーターの開発


この「不透明さ」という壁を突破するため、チームは、顧客ごとの条件に合わせて即座に結果を算出できるシミュレーターツールのAIでの開発に着手しました。


このツールの最大の特徴は、以下の要素を自由に組み合わせて、「その顧客専用」の現実的なシミュレーションができる点にあります。



  • 詳細な条件設定:業種、地域、ターゲットの数、利用予定のメディアの数、商品単価などを細かく入力可能です。


  • 独自のアルゴリズム:過去の膨大なデータから導き出された「独自の係数」を適用し、信頼性の高い予測値を算出します。


  • 高いカスタマイズ性:飲食店、美容室といった業種別設定や、顧客の来店ハードルまで細かく設定できるよう設計されています。





劇的な成果:商談を「視覚的なプレゼン」へ


このシミュレーターの導入により、商談のスタイルは劇的に進化しました!


① ボタンひとつで「売れるデータ」を生成

条件を入力して「効果を計算」ボタンを押すだけで、費用、リーチ数、インプレッション数といった概算を自動生成します。

例えば、「予測ROAS:286%」といったインパクトのある数字を、商談の場で即座に提示することが可能になりました。




② 意思決定のスピードアップ

オンライン商談で画面共有をしながら、顧客の要望に合わせてその場で数値を調整できます。

  • 自分ごと化:顧客が具体的な効果をイメージしやすくなり、検討時間が大幅に短縮されました。

  • 比較の容易さ:他のマーケティング手法との比較も一目でわかるグラフで示せるため、理解が飛躍的に深まりました。



未来への展望:成約率5%向上への挑戦


チームの挑戦は、ツールの完成で終わりではありません。

今後は、このシミュレーターを全ての商談現場で活用し、「成約率を現状から5%向上させること」を目標に掲げています。

より多くの顧客に「確信」を届け、年間契約数の増加に直結する運用モデルの確立を目指し、検証とアップデートを継続していくそうです。



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